happasukeの覚書

私がググらなくてもいいよう記事にします。またそのほかにも感じたことも書き綴りたいと思います。

理学系と工学系

 先日、友達と丸善書店を訪れる機会があった。丸善書店にはそれほど先進的な情報があるわけではないが(分野による)、体系化された書籍は数多くありふらっと訪れると楽しいものがある。

 初めに我々は情報系の本を眺めに行った。機械学習の特設コーナーがあり、秀和システムの虹色の本が出版されていることから時代の流れを感じた。奥には児童向けプログラミング入門の書籍がまとめられていた。私は楽しく眺めていたのだが彼は飽きて数学の書籍を見に行ってしまった。最近圏論量子力学に興味がある彼はもちろんその手の本を読んでいた。見聞が広いのか狭いのか、なかなか自分のことを話さない彼からはよくわからない。しかし相応の大学に行けるということはつまりそういうことなのだと想像する。

 流れはよく覚えていないがプログラミング言語の良し悪しの話になった。Haskellerの彼は決まって静的型付を推してくる。Common Lisperになろうとしてなっていない私は狭い知識で応戦するのだが、実用的な話題になるとやはりCommon Lispが良いという結論に至る。

 タイトルに工学系と書いたが、私は理想的な工学系には程遠い。なんだか中途半端な情報系に収まっている感じがして最近そんな悲しみがある。

 横道にそれるが(それて帰ってこないのだが)先日、有名な君の名はを観てきた。人気相応に素晴らしい作品であり、どうも新海さんの映画には感情移入する。夢のある夢の中での出会いを私もしてみたいものだと思いつつまあこれも悲しみになってしまった。しかし今までの作品と違ってハッピーエンドだったことは良かった。